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【これだから介護士は辞められない!】介護士の私がやりがいを感じる瞬間8選

【これだから介護士は辞められない!】

こんにちは!おかしんです!

介護士は重労働で低賃金です。身体的にも精神的にも疲労が溜まります。

しかし介護の仕事は重労働で辛いこも多いですが、その反面介護の仕事をしていて良かったと思える瞬間もあります。

介護の仕事をして利用者さんと関わる事で人として成長できたり、知らなかった事を知れたりします。

他にも勤務形態が不定期な介護の仕事だからできる休日の過ごし方なんかもあったりします。

今回は現役介護福祉士の私が思う

介護士で良かったと思った瞬間介護の仕事の魅力について詳しく紹介していきます。 




目次

介護士で良かったと感じる時

利用者、家族から感謝してもらえる

介護士と老夫婦

ベタではありますが介護士で良かったと思える瞬間は利用者、家族からの感謝の言葉です。

排泄介助、入浴介助など大変な業務を毎日していて嫌になる時もありますが

利用者さんから「ありがとう」と一言

頂けると不思議なことに暖かい気持ちになれます。

家族さんが面会に来た時に

「いつもお世話になっています。ありがとうございます」

と感謝されると嬉しいです。

そんな事があると、利用者さんと関わる自分の家族だったらと思って接しようと思えるようになります。

人から感謝されると介護冥利に尽きます。これは介護士だと現場の職員だけが直接味わえる特権だと私は思っています。

キャリアアップしてケアマネージャーや相談員になると現場職員より利用者さんと接する機会が減ってしまいます。

キャリアアップした介護職員で

「やっぱり現場の方がいいな」と戻ってくる人もいるくらいです。

介護技術や知識が身につく

介護職

介護技術や知識は仕事以外にも、自分の身内、近所の高齢者にも活かせます。

もし自分の家族が介護が必要になった時、近所の高齢者が認知症で夜中外を徘徊している所を見かけた時など技術や知識があるとそんな時冷静に対応する事ができます。

もし知識が無ければ夜中徘徊している高齢者を見てもただの変わった人と放っておいてしまうかもしれません。

介護の技術や知識は今後役に立つ局面が必ず来ます!!

私は祖母が認知症になり同じ話を何度もするようになりました。家族なのでイラっとはしますが、今まで何人もの認知症の利用者さんと関わって来た経験があるので祖母との会話を楽しむ事ができています。その事を思うと介護士で良かったと感じます。

たくさんの人の人生が見れる

人ごみ

介護士は利用者さんのカルテを見て家族構成生活史を知る事ができます。

生活史とは

高校卒業後会社員として働き◯年25歳で結婚。その後2子を授かる。65歳まで会社員として働き定年後は趣味のゴルフをよくしていた。◯年◯月◯日70歳の時ゴルフの途中に倒れ病院へ救急搬送され急性硬膜化血腫と診断される‥‥

このような生活史が利用者の数だけあります。

これを見て「この人はゴルフが好きと書いてあったからゴルフの話を振ってみようかな」とか、

「この人は国語の先生だったから漢字の事聞いてみよう」など利用者とコミュニケーションの参考になります。

私は個人的に生活史を見て利用者さんの人生をざっくりとですが知れる事が楽しいと思っています。

なぜならその利用者さんの昔していた仕事や起こった出来事が今の利用者さんに反映されているのがとても興味深いと感じるからです!

年齢、学歴関係なくキャリアアップできる

ガッツポーズする女性

介護の仕事を始める時に学歴、年齢はあまり関係ありません。

年齢や学歴に関係なくキャリアアップできるのが介護業界の強みです!

資格を取得したり研修を受講すればどんどん上に上がっていけますし専門的な仕事をする事ができます。

「オムツ交換や入浴介助や夜勤などの重労働をこれから長く続けるのは不安だ」と感じたらケアマネージャーの資格を取得し相談業務をすることを目標にしたり、福祉用具専門相談員など別の介護業務に転職することもできます。

介護職といっても幅が広く、様々な職種があります。

介護施設だけが介護業務ではないので自分に合ったキャリアプランを立てることができます。

平日が休みがある

スマホを触る男性

介護士は基本的に休みが不定期なので平日休みになる事が多いです。

ですから役所の用事や病院に行く時に便利です。

暦通りの休みだと役所に用事がある時は半休や有給をとって行かなければなりませんからね。

そこは不定期休みの介護士は気楽です。

髪型、髪色の規則が緩い

ヘアサロン

介護職はどこの事業所も髪型髪色に関して緩いです。

一般企業だと髪の長さとかも厳しく言われる所を介護士は髪型髪色はほぼ自由です。自分の好きなスタイルを楽しむ事ができます。 

様々な職種と関われる

話し合う介護士

介護の現場では介護士以外にも

ケアマネージャー、看護師、リハビリ職、栄養士、医師など様々な職種と連携して仕事をします。

職種によって様々な視点から利用者さんを見て今後の対応などを話し合います。

そういう話をしているととても勉強になるし新しい発見も多いです。




家事が身につく

洗濯物を干す女性

介護の業務では利用者さんの洗濯物を畳んだり食器などの洗い物をしたりします。

グループホームや訪問介護では業務として料理をする事もあります。

ですから男性介護士だと結婚してから家事で苦労しないという話はよく聞く話なのです。

ちなみに私もそうでした。

後子どもが生まれたときオムツ交換が楽勝だったと言うのもよく聞く話です。

高齢者のオムツ交換と比べたら赤ちゃんのオムツ交換は簡単でしょうね。

逆に介護士が嫌になる瞬間

先ほどは良かった事について紹介しました。感謝されるとやりがいを感じ、モチベーションも上がりますが逆にめちゃくちゃ嫌になる事もあります。

介護の仕事をしていると気分の浮き沈みが激しくなる事もあります。

矛盾しているように聞こえるかもしれませんがご了承ください。介護士さんには共感していただけると内容だと思います。

精神的ストレス

病んでる人

介護士のストレスで一番多いのは人間関係です。介護職はどの職場も女性が多く人間関係が複雑です。変な派閥がある職場もあります。そんなややこしい人間関係に巻き込まれると誰だって嫌になります。

他にも利用者の訴えが多く思うように業務が進まない事がよくあります。特に夜勤中職員が少ない時は利用者の対応に追われて日誌が作成出来ないなんて事もあります。

そういった精神的ストレスが積み重なると介護の仕事が嫌になってきます。

生活のリズムが乱れる

勤務形態もバラバラで夜勤もしていると生活のリズムが乱れます。睡眠に影響が出てきたり身体がずっと怠かったりしてひどい時は体調を崩したり病気になる事もあります。そんな時は暦通りの仕事がいいなと思います。

悩んでる人

友人、恋人と休日の予定が合わせにくい

喧嘩するカップル

先ほど良かった点として平日休みで役所、病院に行きやすいと言いましたが逆に土日休みの友人や恋人がいる方は中々休みが合わない事が難点です。仕事終わりに食事に行く程度なら問題ありませんが、

泊まりで旅行に行ったりする事は難しいです。介護士をしていると友人と中々会う機会が作れず疎遠になってしまう危険性があったり、恋人はすれ違いが多くなりがちです。

他にもゴールデンウィークお盆年末年始も関係なく仕事なのでそんな長期休暇の時に

自分だけ仕事をしていると周りが羨ましくなってきたりもします。




介護士に向いている人の特徴

介護士は誰でも始められる仕事ではありますがもちろん向き不向きもあります。

人と関わる事が好きな人

介護士は毎日職員、利用者と関わります。

職員とは毎日申し送りをするし利用者とは毎日コミュニケーションを取ります。

人と関わる事が好きと言うよりは苦にならない人と言う方が正しいかもしれません。

体力に自信がある人

排泄介助や入浴介助、など介護の業務は全てが重労働です。そんな介護職には体力がある人は最適と言えます。

運動部上がりの男性介護士は力もあるので利用者やおばちゃん職員からは頼りにされます。

協調性がある人

他のスタッフと協力しながら働くことが多いため、協調性が重要です。

自分本位な言動がある人は周囲との連携が取れないので仕事が進みません。

思いやりがある

患者や利用者の気持ちを理解し、寄り添う姿勢が求められます。

一見無愛想に見えても思いやりのある人は一緒に仕事をしている内に分かってきますし、利用者にも伝わっています。ですからそんな人は一見無愛想に見えても周りから好かれていたりします。

学ぶ意欲がある人

医療や介護技術、法律に関する知識を常にアップデートする姿勢が求められます。

特に介護保険などは制度が改定されたりする事が多いので常に新しい情報を入れておかなければなりません。




まとめ

介護の仕事に限らずどの仕事をしていても楽しい時期、嫌になる時期はあると思います。

介護は人と関わる事が特に多い仕事ですので精神的ストレスを感じる事が多く嫌になる事の方が多いという方のいるかもしれません。しかしそんな状況が何度訪れても辞めずに頑張れるのは最初に紹介した介護士をやっていて良かったと感じられる瞬間に遭遇できるからだと思います。

私も介護なんてやってられるかと思った時期もありましたが、年齢を重ねて資格の勉強をしているうちに介護の仕事の深さに少しづづ気づいてきました。

利用者とその家族を見て、自分の祖父母、両親の事を思うようになりました。

利用者さんのケアをする時に「自分の家族だったら‥」と考えるようにもなりました。

そういう人としての成長を感じられるのも介護の仕事をしていた体と私は思っています。

介護の仕事、介護職のリアルな実態について他にも記事をたくさん掲載しています。

興味のある方はそちらもご覧ください。

介護士のやりがいについて日本介護福祉士会がまとめたアンケートの記事、こちらもとても参考になる内容になっています。こちらの外部リンクもぜひ参考にしてみてください。

「介護福祉士としてのやりがいや誇りについて(実態調査)」の報告

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この記事を書いた人

高校卒業後18歳で介護の道へ進むも2年で退職しフリーター生活に。
24歳で介護士に復帰するが、目標が定まらないまま施設を転々とする日々を過ごす。
祖母が認知症になったことをきっかけに「介護士としてもっと頑張らなければ」と奮起し、28歳でようやく介護福祉士資格を取得。
現在はキャリアアップを目指して介護施設で勤務しながら日々勉強中!

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