こんにちは!おかしんです!
今日は多くの方が気になる「介護福祉士」と「介護士」の違いについて、分かりやすくお話ししていきますね。
皆さんの職場にも、こんな職員さんがいませんか?
- 介護福祉士の資格を持っているけれど、仕事ぶりや人間性で周囲からの信頼を得られていない人
- 資格はないけれど、仕事がテキパキできて利用者さんにも愛されている人
現場では、1の介護福祉士さんも2の無資格の介護士さんも、実際に行う業務はほとんど同じです。
どちらも「介護士」として働いているので、利用者さんに「介護福祉士の〇〇です」と名乗る機会もあまりありませんよね。
そんな状況を見ている新人の介護士さんの中には、
「介護福祉士の資格って本当に必要なの?」
と感じる方もいるかもしれません。
実際に私が介護の仕事を始めたばかりの頃も、同じような疑問を抱えていました。
資格を取ることよりも、現場での経験や人間性のほうが重要なのでは?と迷うことがあったのです。
最初に結論から申し上げますと、介護福祉士は取っておいた方が絶対得です!
そこで今回は、「介護福祉士」と「介護士」の違いについて、さらに掘り下げてお話ししながら、介護士に求められるのは「資格」なのか、それとも「人間性」なのか、一緒に考えていきましょう!
介護福祉士と介護士ってどう違うの?基本を知ろう!
まずは基本から見ていきましょう。「介護福祉士」と「介護士」は似ているようで、実は明確な違いがあります。
- 介護福祉士は介護の国家資格を持つ専門職のことを指します。資格取得には試験や実務経験が必要で、専門知識と技術を持っているのが特徴です。
- 介護士は、資格の有無にかかわらず、介護の現場で働いている人全般を指します。パートやアルバイトの方も含まれるため、より広い概念と言えます。
簡単に言うと「介護福祉士」は資格を持つプロフェッショナルで、「介護士」は現場で活躍する全ての介護スタッフを含む言葉です。
- 介護福祉士=介護福祉士資格を持つ介護士
- 介護士=現場で働く全ての介護職員(介護福祉士も含む)
この説明で「介護福祉士」と「介護士」の違いは理解できたかもしれませんが、介護福祉士の必要性について疑問が出てきますよね?
介護福祉士に求められるのは資格とスキル
介護福祉士を目指すには、いくつかのハードルがあります。ですが、その分得られるスキルや知識は、現場で大きな強みとなります。
- 資格取得の流れ
介護福祉士になるには、指定の養成施設を卒業するか、実務経験を積んだ上で国家試験に合格する必要があります。試験には医療や福祉に関する幅広い知識が求められます。 - 現場で活きるスキル
介護福祉士は、身体介護や生活支援に加え、医療的ケアや利用者と家族とのコミュニケーションも重要な役割です。専門知識を活かして、チームのリーダーとして働くことも期待されます。
介護士として活躍するために必要な人間性
資格の有無にかかわらず、介護現場で重視されるのは「人間性」です。利用者と向き合う中で、次のような資質が大切です。
- チームワークと思いやり:介護はチームで行う仕事です。スタッフ同士が助け合いながら働くことで、利用者にも安心感を提供できます。思いやりのある行動が、現場の雰囲気を明るくします。
- 利用者に寄り添う姿勢:利用者一人ひとりの思いや気持ちに寄り添うことが、良い介護には欠かせません。ただ身体を支えるだけでなく、「心」を支えることが大事です。
「人間性の高い介護福祉士」が理想
冒頭で話した例のこちら
- 介護福祉士の資格を持っているけれど、仕事ぶりや人間性で周囲からの信頼を得られていない人
- 資格はないけれど、仕事がテキパキできて利用者さんにも愛されている人
極端な例ですが、結局資格も人間性も両方持ち合わせている介護士が一番理想的です。
介護の現場では利用者さんや職員同士とのコミュニケーションを取る機会が多いので
人間性が顕著に出ます。ですから知識が豊富な介護福祉士でも人間性が低さが出てしまうことにより周りからの評価が下がってしまう事がありますし、シンプルに仕事の効率が悪い人もいます。
介護の現場では仕事の効率も求められますのでそういった場面では介護福祉士云々より無資格でも仕事効率が良い職員が求められます。
介護福祉士資格は取るべき?そのままで良い?
介護の現場では、無資格でも介護士として働き、ある程度の業務に就くことができます。
パートや派遣で時間や費用に制約がある場合、自分のライフスタイルに合わせて働くのも一つの選択肢です。
しかし、介護福祉士の資格を取得すると、職場での役割が広がり、さらなるチャンスが増えることをご存知でしょうか。転職やキャリアアップがしやすくなるのも大きな魅力です。
介護福祉士と介護士の違いは何でしょうか?大きな違いはありませんが、資格を持つことで任される業務の幅が広がり、責任あるポジションに就くことができます。また、資格取得により周囲からの信頼も高まります。
介護福祉士試験は、それほど難易度が高くありませんが、受験資格を満たすために実務者研修を受講する必要があり、費用や時間がかかることも事実です。それでも、現在正社員で今後も介護の仕事を続けていく予定なら、資格を取得しておくことをおすすめします。
時間や費用の都合で受験が難しい場合もありますが、勉強や実務者研修を通じて得られる知識やスキルは、きっとご自身の助けになります。
「無資格でも仕事に自信がある」「資格を持つ人よりも経験が豊富だ」と感じている介護士さんもいらっしゃるかもしれません。そのような方こそ、介護福祉士の資格を取得することで、さらにご自身の強みを活かすことができます。
周囲から「なぜまだ資格を取らないのだろう?」と疑問に思われることもあります。資格を取得することで、より多くの信頼を得て、キャリアアップの道が開けます。
「介護福祉士」と「介護士」の違いは大きくはありませんが、資格を持つことで得られるメリットはたくさんあります。試験もそれほど難しくないため、一度挑戦してみてはいかがでしょうか。資格を取得しておいて損はありませんし、きっと新たな可能性が広がることでしょう。
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無資格介護士がぶち当たる壁
たとえ無資格でも、介護の仕事はある程度こなせますよね。でも、ずっと無資格で続けていると、いつか壁にぶつかる瞬間が来るものです。
無資格の介護士がぶち当たる壁とは、主に業務範囲や信頼性の制限です!
介護士として働いていても、介護福祉士の資格がないと行えない業務があります。
また、外部の介護サービスと連携する際や、利用者・ご家族からの信頼を得る上で、資格の有無が影響することも少なくありません。
名刺を作る場合肩書きが記載されます。その際「介護福祉士」と記載することができます。それだけで無資格の介護士と比較して白がつきます。
さらに、キャリアアップや給与面でも差が出ることがあります。
資格を持つ介護福祉士と無資格の介護士の違いは、専門知識や技能の証明にもなるため、長期的なキャリアを考えると資格取得が重要になってきます。
「介護福祉士」と「介護士」の違い。まとめ
- 介護福祉士=介護の国家資格を持つ専門職。
- 介護士 =介護職員全体(介護福祉士を含む)
- 業務を行う上で大きな違いはないが、介護福祉士のほうが外部からの信頼を得ることができる。
- 介護の現場では資格の有無に関わらず人間性の高い職員が信頼される。
- 理想は人間性が高い介護福祉士
無資格で介護士として働くことは可能ですが、介護福祉士の資格を持つことで、業務の幅が広がり、信頼性も高まります。
介護士と介護福祉士の違いを理解し、長期的なキャリアアップを目指すためにも、資格取得を検討してみてはいかがでしょうか。
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介護士の恋愛事情についても記事をあげていますのでそちらもご覧ください。
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