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介護現場にインカム導入でコミュニケーション効率UP!安全対策と業務改善のポイント

インカム

現在介護現場にインカムが導入され始めていることをみなさんはご存知ですか?

もう既にインカムは導入されているという介護施設も多くあるとい思います。

インカムの導入の件に関しては事前に職員のアンケートを実施し、必要か?不必要か?と意見をまとめます。しかし最初は職員の多くは不必要だと思うという意見が多いと思います!

私も最初はそうでした。

以前に電子カルテが導入された時に慣れるまでは業務がスムーズに進まなかったり、年配で機械が苦手な職員が何人かいて大変だった経験があるからです。

しかしインカムは既にたくさんの介護の現場に導入されて良い評判を多く聞いています。

私の職場でもインカム導入から少し経ってみんなが慣れてきた頃ですが、効率良くなったと感じることが出てきました。

電子カルテが今や当たり前になってきたようにインカムもこれから必要不可欠になってくるのではないか?という声も聞きます。

しかし介護現場におけるインカムの導入には、いくつかのメリットデメリットがあります。

介護に関するためになる記事はいくつか掲載しております。

そちらもご覧下さい。

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メリット

2人の医療従事者

1. 迅速な対応が可能

  • インカムを使うことで、緊急時の連絡や利用者の状況変化に即座に対応できます。スタッフ同士がすぐに連絡を取り合い、必要な対応を迅速に行えるため、トラブルを最小限に抑えることができます。

2. 業務効率の向上

  • スタッフ同士がインカムを使うことで、物理的に移動することなくコミュニケーションが取れるため、業務の効率が大幅に向上します。特に広い施設や複数のフロアがある場合、現場にいながら情報を共有できる点が便利です。

3. 安全性の向上

  • 単独作業時や夜間勤務でも、インカムを通じて他のスタッフと常に連絡を取れるため、万が一の状況でも迅速に助けを呼ぶことができ、スタッフ自身の安全が守られます。

4. コミュニケーションの円滑化

  • チーム内の連携が強化され、利用者へのケアがよりスムーズに行えるようになります。スタッフ間で指示や情報を迅速に共有することで、無駄が減り、サービスの質が向上します。

5. プライバシーの保護

  • 利用者の個人情報を他の利用者に聞かれることなく、スタッフ間でやりとりできるため、プライバシーが守られやすくなります。

デメリット

悩む男性

1. 周囲への影響

  • インカムの音声が大きい場合、他の利用者や周囲に対して騒音と感じられることがあります。特に静かな環境を必要とする場面では、気を遣う必要があります。

2. スタッフの負担

  • 常にインカムを装着していることで、スタッフが精神的に「監視されている」と感じたり、連絡が頻繁に入ると負担になることがあります。過度のコミュニケーションは、業務ストレスの一因となることもあります。

3. 技術的な問題

  • 電波の届きにくい場所や、インカムのバッテリー切れなど、技術的な問題が発生する場合があります。インカムに依存しすぎると、こうしたトラブル時に対応が遅れるリスクがあります。

4. 導入コスト

  • インカムの機器やシステムの導入にはコストがかかります。また、故障やメンテナンスが必要な場合、それに対する追加の費用や時間が発生します。

5. プライバシーリスク

  • インカムを通じての会話が誤って他の利用者に聞かれる可能性や、内容が漏れるリスクがゼロではありません。適切な使い方やプライバシー保護のためのルールが必要です。

まとめ

インカムの導入は、介護現場の業務効率を大幅に改善し、緊急時の対応能力や安全性を高める一方で、技術的な問題や導入に伴うコスト、使用時の配慮が必要となります。利用者やスタッフの状況に応じて、インカムを適切に使用することで、デメリットを最小限に抑え、メリットを最大限に活かすことが重要です。




インカムの導入によって業務効率が向上した職種

警備員・セキュリティスタッフ

警備員
  • 警備現場では、施設内やイベント会場などでの安全確保が重要です。インカムによって、警備員同士が迅速に情報を共有し、状況に応じた対応ができるため、事故や問題発生時にすぐに対処できるようになります。

ホテル・接客業(ホスピタリティ業界)

ホテルマン風男性
  • ホテルやレストランなどの接客業では、スタッフ間のスムーズなコミュニケーションが顧客満足度に大きく影響します。インカムを使うことで、スタッフはお客様からの要望に迅速に応えることができ、特別なリクエストや緊急時にも素早く対応できるようになります。

イベントスタッフ・会場管理

スタッフ
  • 大規模なイベントやコンサート会場では、スタッフが分散して作業を行うため、インカムによるリアルタイムの連絡手段が不可欠です。インカムの使用によって、スムーズな調整や緊急対応が可能となり、全体の業務効率が大幅に向上します。




物流・倉庫業

作業員女性
  • 物流センターや倉庫業では、広いスペースでスタッフが作業しているため、インカムがあると効率的に連絡を取り合い、在庫管理や商品のピックアップ作業がスムーズに行われます。これにより、作業の効率が向上し、ミスや無駄な動きを減らすことができます。

建設業

建設現場
  • 建設現場では、広範囲にわたって作業員が散らばっているため、インカムが作業の指示や進捗確認、緊急対応に役立ちます。特に危険な作業が伴う場合、安全確認や指示の伝達がスムーズに行われ、作業の効率と安全性が向上します。

小売業(スーパーマーケット、デパートなど)

スーパーの店内
  • 大型のスーパーマーケットやデパートでは、インカムによって従業員が連携し、品出しやお客様対応をスムーズに行えます。特に、品切れ対応や顧客からの問い合わせに素早く答えるための情報共有が効果的です。




まとめ

インカムの導入は、特に緊急対応や情報共有が重要な現場で業務効率の向上に寄与しています。介護職をはじめ、医療従事者、警備員、接客業など、リアルタイムのコミュニケーションが不可欠な職種で大きな効果が確認されています。

このようにインカムの導入で業務が効率化した業種はたくさんあります!

介護現場にインカムを導入するのは不便だと考える方もいると思いますが、慣れてきたらそれが当たり前になって業務が効率化する可能性もあり得ますね。

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この記事を書いた人

高校卒業後18歳で介護の道へ進むも2年で退職しフリーター生活に。
24歳で介護士に復帰するが、目標が定まらないまま施設を転々とする日々を過ごす。
祖母が認知症になったことをきっかけに「介護士としてもっと頑張らなければ」と奮起し、28歳でようやく介護福祉士資格を取得。
現在はキャリアアップを目指して介護施設で勤務しながら日々勉強中!

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