介護職員同士で仕事の話をしていると「それよくあるよねー」とか「私も思ってた」などと
共感して笑える事があります。違う会社の介護士さんと話してても「どこも同じようなものだな」
と思えることもあります。
そんないわゆるあるある話をしていると心底腹立っていた事もなんか笑えるようになりませんか?
今回の記事は介護士あるあるをまとめてみました!
共感したら会社でも使って下さいね!
今回のあるあるとは別に内容がブラックな裏の顔あるあるもまとめました。こちらもご覧下さい。
入浴介助あるある
風呂場の中と脱衣所の職員の息が合わず揉めがち
入浴介助には風呂場の中と脱衣所に職員が配置されています。
中の職員は洗身、入浴介助。脱衣所は着脱介助やフロアから風呂場までの誘導をしています。
入浴が終わり次の利用者の介助に入ろうという時に脱衣所を見たら、まだ全員服を着ている
という状況だと中の職員が怒ります。
入浴介助は中と外の連携が命なのです!
入浴を嫌がる利用者は騙して風呂場まで連れてくる
どの施設にもいらっしゃるのが入浴が嫌いな利用者さん。普段ニコニコしていても入浴になると人が変わったように怒り拒否されます。そんな時は「散歩に行きましょう」「〇〇さんあっちで待ってたよ」
など騙して誘導します。そんな時は良心は痛みません!
しかし風呂場の前につくと結局一緒なんですけどね‥
浴槽の中で排便があると大騒ぎになる
浴槽の中で排泄があるともちろんのことお湯を全て抜かなければなりません。ですのでそれ以降の
利用者さんは全員シャワー浴になってしまいます。一緒にお湯に使っていた利用者さんにも被害が出るのでそんな時の風呂場は大騒ぎになります。
入浴介助用の服がド派手な職員がいる
入浴介助用の服は指定がありません。濡れないように半袖短パンです。大体みんな古くなり使わなくなった服を入浴介助用に使うので私服では絶対着ないような色の服を着ている職員がいます!
特におばちゃん職員に多いです!蛍光色上下だったり真っピンクなど。元々その服はいつ着ていたのか気になりますね。
ちなみの介護士の制服についてまとめた記事も掲載しています。
こちらもチェックお願いします。
【意外と重要!】介護士の服装。デザインや色について!制服や靴は仕事に大きく影響します!
脱衣の際、ポケットの中確認は必須!
これは絶対です!利用者さんはペーパー類をよくポケットに大量に入れています!ですからそれらを洗濯していまうと最悪なことになります。ズボンのポケットだけでなく、シャツの胸ポケットなど
全て確認します!自らポケットからペーパーを出してきて「これはまた使うから置いといて」と
言ってくる猛者もいます。
職員が用意した着替えに文句を言う利用者
入浴後の着替えは職員が準備することがあります。入浴後着衣の際に「こんな色の服が着れるか」
「こんな薄手の服では寒い」と怒ってくる利用者がいます。前日に一緒に準備しても次の日には忘れて
怒ってくる事なんてざらにあります。
脱衣中にいつのものか分からない薬がポトッと落ちる
薬を発見すると見つけた人は報告書を書かなければならないので正直これはだるいです。
そんな時は看護師さんに報告しましょう。。。
入浴後の処置担当の看護師にもアタリ、ハズレがある
おそらく入浴介助前に「今日の看護師誰?」と言うやり取りがあるのではないでしょうか?
しっかりやらなければいけない厳しい人の時は気が引き締まりますが
少しくらいなら雑談しててもいいゆるい看護師さんなら大当たりです!
入浴した利用者はその夜よく寝る
普段夜間寝ないような利用者さんでも入浴当日の夜はよく寝ます!そんな日の夜勤はラッキーです!
清拭の方が時間がかかる
体調不良の利用者さんは入浴できない時清拭を行います。入浴の人数が減って一瞬ラッキーと思いますが結局清拭の方が時間がかかってしまう事になるんです。
夜勤あるある
夜勤中は物音に敏感
ガタッと音がすると「誰かこけたのでは!?」と一瞬ヒヤッとするのですが音のする方に行ってみると
エアコンの音だったり加湿器が切れた音だったりして安心します。
ナースコール、センサーコールが鳴り狂う日がある
転倒リスクのある利用者さんのベッド横には踏むと音が鳴るマットを敷いてあるのですがその利用者さんが寝ないとずっと鳴っていて他の仕事ができません。他にもナースコールを連打する人がいたりするので気が狂いそうになります。
巡視は怖い
真っ暗な施設を懐中電灯を持って巡回するのですがこれが何年たっても怖いのです。
職員の中で「〇〇さんの部屋は出るらしい」とかそんな噂もあったりするので1人で巡視する時はビビりながら歩きます。
一仕事終えてホッとした時にコールが鳴る
日誌を書き終えて「少し休憩しようかな」と思うや否やコールが鳴りがちです。そういう時に鳴らしてくる利用者は大体同じ人で見られてたのかなと思うくらい毎回タイミンが悪いです。
暇な夜勤中は目が疲れるほどYoutube見る
私は会社のWi-Fiに繋げてみまくっています!たまに落ち着いた夜勤があるのでそんな時はのびのびさせてもらってます。
休憩時間眠れない
夜勤では仮眠の時間を取れるのですが中々眠れません。寝過ごしたらどうしようとか不安になってしまし仮眠どころではなくなります。
朝の離床介助はめちゃくちゃキツい
朝の離床介助は夜勤業務のラストスパートのようなもの。ここを乗り越えれば早番が出勤してくると信じて頑張ります。
早番が出勤してくると安心する
夜勤者からすると早番は救世主です。メシアです。これからはもう1人で背負わなくていい‥
そう思えます。
早番が遅刻するとイラッとする
待ち望んだ早番が時間通りに来ないと急に焦りだします。もしかしてこのまま来ないのでは‥と不安が頭をよぎります。その後しれっと出勤してくると安心がしますが、なんかイラッとしてしまいます。
まあ遅刻した理由にもよりますが‥
早番が欠勤になるとてんやわんや
早番の職員が体調不良などで欠勤の電話がくると一瞬どうしていいか分からなくなります。応援で他の職員が前残業で出勤して来てくれたりするんですが、急な事なのですぐには来れません。
しばらくは夜勤者だけで耐えなければならないのです。
今日の夜勤は平和だなと思った時に事故が起こる
他の夜勤者と「今日は平和ですね」と話すとすぐに事故が起こりがちではないでしょうか?
私はこれしょっちゅうなんです!一気に気が引き締まります。
夜勤の時の荷物が多い職員
おそらく夏は着替えなどを持ってくるのでしょうけどカバンを3つくらい持ってくる人がいます。
他には異様にカバンが大きい男性職員もいます。
夜勤明けにテンションがおかしい職員
寝てなくてハイになっている職員もよく見ます。普段静かなのにそんな時は冗談を言ってくるのですが
普段静かなキャラなので周りは少し引いています。
退勤後帰り道でやり忘れた仕事を思い出す
帰りの車や電車で「あっ!!」ってなる事はありませんか?私はほぼ毎回です‥
入社したばかりの頃は電話して「すみません、食事量の記入忘れました」などと電話していました。
真面目な職員さんだと戻ってくる事もあります。
夜勤明けの日の会社からの電話は怖い
夜勤明けで家に帰り寝て起きてスマホを見ると会社から不在着信が‥この瞬間めっちゃ不安になります!
夜勤中何かやらかしたかな?これもしかして呼び出される!?など嫌な事しか思い浮かびません。
夜勤明けの会議はたまにズル休み
定期的に開催される会議や研修の日が自分が夜勤明けの日だと一度帰って寝てからまた夕方出社するのがめんどくさいのでそんな時は「用事がある」とか嘘ついて休みます。会議は逃げれないこともありますが研修は用事や少しの体調不良が理由でも特に何も言われないと思います。
会社の忘年会の日は夜勤でいい
会社の忘年会って気を使うしなんか気が進まない、と言う方も多いです。いつも忘年会の案内があると
「その日夜勤がいいな」って会話をよく耳にします。忘年会の日に夜勤に当たった職員にはお弁当など何かしらもらえることがあります。そっちの方が嬉しかったりします。
クリスマス、大晦日の夜勤は意外と楽しい
そんな特別な日に夜勤をしていると寂しくもあるのですがそんな日は同じ夜勤者がお菓子を買ってきてくれたりして職員同士で楽しめたりもします。パートナーがいない人で夜勤をした方が雰囲気を味わえて良かったりなんて事もあります。
オムツ交換あるある
臭いにはすぐに慣れる
入社したての時はオムツ交換には一番抵抗がありますが、気づいたら慣れています。しかも思ったよりみんな早めに慣れます。
一番腰に負担がかかる業務
オムツ交換は前屈みの体制で行うので腰への負担が大きいです。運動量は少ないように見えますが結構しんどい業務なのです。
汚染は連鎖する
オムツ交換を行おうと布団を捲ると敷布団が尿でベタベタ‥衣類を一式とシーツ全替えしようやく
終わったと安心すると、次の利用者も汚染してたりするんです。
オムツ交換が終わってから汚染した衣類が山盛りになっている事はよくあります。
2度ある事は3度あるとはこういう事なのでしょうか‥
汚れたパットを再利用しようとする利用者さん
オムツ交換のために訪室するとベッド柵に濡れたパットが干してあり、これは何か尋ねると
「乾かしてまた使う」と言われたりします。恐ろしいですね‥
オムツをしているのに「トイレに連れてって」
オムツをしていることを忘れてしまいトイレに行きたいと訴えられる事があります。
オムツ着用した状態でのトイレ誘導は本当にやりにくいのでこれは困りますね。
防水シーツの品質に感動する
介護施設で使われている防水シーツですが、どれだけ尿量が多い利用者さんが排尿しても
下の敷シーツまで通しません!!服がベタベタでも防水シーツより下は無害で毎回品質に関心します。
我々はこれなしでは業務できないでしょう。いつも助けられています。
便の臭いで誰かが分かる職員
ベテラン職員はフロアにいる時も「なんか臭う‥多分〇〇さん便出てるわ」と確認するとビンゴ!ってことがあります。
食事あるある
夜勤明けの食事介助は寝落ちしそうになる
食事介助は座って行う事もありちょっと休めます。明けの日に座ると一気に眠気が押し寄せてきて
寝てしまいそうになる事も。気をつけましょう。
パンは不人気
朝食でパンが出ることがあります。しかし高齢者の方々は昔から朝はご飯派が多いです。
パンの日は残飯が多いです。
ちなみにカレーは大人気です!
「今日の夕飯なに?」と聞いてくる利用者さん
夕方になると利用者さんもお腹が空いているのか夕食を気にされる方がいます。
しかし「ビーフストロガノフ」や「ピカタ」など聞き慣れないメニュー言うと「それはどんなものや?」と言われます。
そんな時は説明に困りますね‥
クリミール、メイバランスは思っているよりまずい
食事摂取量が少ない人には栄養補助食品が付いてきます。多いのがクリミールとメイバランス。
甘い匂いがして美味しそうに見えていましたが飲む機会があり味見してみると全然美味しくないです。
‥私だけでしょうか?
ちなみに栄養プリンも一緒です。
全部混ぜて食べる利用者さん
これはおじいちゃんに多いです。配膳すると全部のメニューをご飯に乗せて食べる人がいます。
ちなみに私が知っている利用者さんはデザートや果物も混ぜて食べていました。
麺類は介助しにくい
昼食で時々うどんやラーメンが出ます。一応飲み込みやすいように予め切ってくれてあるのですが
介助はスプーンにすくってお口まで運ぶので麺は中々すくえません‥
介護施設日常あるある
「今日の夜勤だれ?」と聞いてくる利用者さん
利用者さんからしたら重要ですよね。好き嫌いがあるのでしょうか‥
「ご飯食べてない」「今日帰らせて」
この二つはどこの施設もよく聞くでしょう。傾聴するのも疲れますよね‥
日曜日のお昼は絶対のど自慢がついている
みなさんのど自慢がお好きです!日曜の12時頃になると「NHKにチャンネル替えて」と言われます。
相撲に詳しくなる
相撲も好きな方が多く春場所、夏場所の時はテレビに齧り付いて見ています。
食事中に相撲をつけていると食事が手につかなくなるので食事中はテレビを消します。
高校野球も同様です。
大谷翔平はみんな知っている
高齢者の間でも大谷選手は有名人です。「大谷また打ったな」「怪我大丈夫かな?」などよく利用者間でも会話しています。やはり世界で活躍している日本人はどの年代の人にも応援されていますね!
ゴム手袋はMサイズの減りが一番早い
職員が使うゴム手袋ですがMサイズの減りは異様に早いです。
パソコン、タブレットに苦しむおばちゃん職員
最近は電子カルテが導入され、PC、タブレットでの日誌作成が主流です。
おばちゃん職員はそれらの操作に苦戦しがちです。周りにいたら若い職員は率先して助けてあげて
下さい。
家で制服を洗濯してる時にズボンポケットからゴム手袋が出てくる
嫁や母に怒られるやつです。
嫌いな職員の勤務表は目が腐るほど見る
嫌いな職員と何回勤務が被っているかを確認しています。これはみんな絶対やります。
外にゴミ出しに行くとついでに一服する
喫煙者の先輩がいると仕事の合間にタバコを吸う方法を教えてくれます。大体ゴミ捨ての後と夜勤中のベランダが多いです。
やる事がないと過去の日誌とかを見て仕事してる雰囲気でサボる
他の職員が仕事をしているのに自分はする事がない時、突っ立っているのもアレなので
とりあえず過去の日誌や謎の書類を読んでるふりをします。
現場の事を理解していないのに口出ししてくる上層部は嫌い
決められた時間内に業務を終わらせようとバタバタ仕事をしていると
「利用者さんへの対応が雑」「もっとゆっくりと落ち着いたサービスを提供して下さい」
など指摘が入ります。「自分でやってみてから言うてこい」と思っちゃいますねー。
嫌いな職員が急遽欠勤になると、その日の業務がしんどくなる事よりも嬉しさが勝つ
嫌いな職員と働くストレスより、1人少なくて業務がしんどい方がマシです。
嫌いな職員が事故報告書を書いていると痛快
モラル的にその場で笑えませんが内心「ざまあ、普段からちゃんとしてないからこんな事になるんだよ」と心で呟きます。
めんどくさい職員から直接飲みに誘われると変な間ができる
今度飲みに行こうよ
(うわっどうしよう、行きたくないけど断ると印象悪いかな?ていうか断る理由が思いつかないし
とりあえず今回は付き合って次回から断ろうかな。)
良いですね!行きましょう
その思考の間0.8秒。
最後に
介護の現場では、笑いや驚き、時には涙もつきものです。でも、こうした「介護あるある」を共有し合うことで、辛さや苦労も少し和らぎます。
あなたが感じる毎日の小さな出来事こそが、介護の素晴らしさでもあります。これからも一緒に、介護の仕事を楽しみ、前向きに進んでいきましょう!
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