2025年9月3日。昨日までの俺に別れを告げる。
毎晩の晩酌、仕事終わりの一服。当たり前だった日々の習慣に今日で終止符を打つ。
これは単なる健康管理ではない。今年30歳になった自分自身への挑戦状だ。
【決意表明】お酒とタバコを今日やめる理由 – 大切な人を守るために
私は昔からお酒もタバコも大好きで、いわゆる「ヤニカス」「酒カス」でした。毎日15〜20本のタバコを吸い、24歳からは晩酌が日課に。ビール、ハイボール、麦焼酎を毎日欠かさず飲んでいました。
飲み会が大好きで、友人や同僚と集まるたびに飲みすぎてしまうことも。しかし先日、一生忘れることのできない大失敗をしてしまいました。
記憶を失うほど泥酔し、大切な友人と妻に迷惑をかけた夜

先日、平日の夜に学生時代の友人と飲みに行きました。翌日が休みだった私は、お酒が進み泥酔してしまいました。
翌日仕事の友人は、記憶を失った私を深夜まで連れ回され、最終的に自宅の前で倒れてしまった私を、妻に連絡して部屋まで運んでくれたそうです。
目が覚めたのは、リビングのソファ。隣には妻からの書き置き。
震える手で友人と妻に連絡し、昨晩の自分の行動を知りました。

- マンションのエントランスで寝ようとした
- 一件目で帰る約束を破り、スナックに友人を無理やり連れて行った
- 深夜に大声で話していた
- 少量の脱糞、嘔吐でカーペットやクッションを汚した
これを聞いた時、情けなさとショックで言葉が出ませんでした。妻も友人も、私を責めるどころか心配してくれていました。。
酒とタバコをやめることを決意した3つの理由
今回の失敗は、私に大切なことを教えてくれました。
1. 大切な人を失うかもしれない
お酒の失敗が、いつか大切な友人や家族との関係を壊してしまうかもしれない。記憶がないということは、知らずのうちに誰かを傷つけてしまう可能性がある。この恐怖は、私に禁酒を決意させました。
2. 記憶がないことへの恐怖
泥酔して記憶を失うことは、自分の行動をコントロールできないということです。もし知らないうちに、誰かを巻き込むような犯罪や事故を起こしてしまったら?そう考えると、ゾッとしました。
3. 自分自身が恥ずかしい
友人や妻に迷惑をかけ、情けない姿をさらしてしまった自分自身を、心から恥ずかしく思いました。この後悔を二度と繰り返したくない、そう強く思いました。
決意表明

「お酒がなければ友人たちと楽しめないのか?」
自分に問いかけた時、答えはすぐにわかりました。そんなことはありません。素晴らしい妻と友人に恵まれた私は、酒がなくても十分に幸せです。むしろ、酒のせいでこの大切な関係を壊しかねないという現実に直面しました。
この経験を無駄にしないためにも、今日から私は酒とタバコをやめます。これは、大切な人を守り、自分自身を大切にするための、私の決意表明です。
禁煙と両立する理由|妻にこそこそ吸うダメ夫を卒業する

今回の件で、私は妻にも多大な迷惑をかけてしまいました。泥酔して帰宅し、部屋を汚し、深夜に妻を叩き起こす。その姿は、決して人に見せられるものではありませんでした。
思えば、タバコについても同じです。結婚してから、妻の前では吸わないと約束しました。しかし、仕事の休憩中や、妻がいない時にこっそり吸ってしまう自分がいました。
「ああ、また吸ってしまった。妻にバレたらどうしよう」
罪悪感に苛まれながら吸うタバコは、少しもおいしくありませんでした。まるで、妻を裏切っているような感覚でした。
お酒で失敗したあの夜、妻は怒るどころか、心配して私を介抱してくれました。そして、私が泥酔して汚したカーペットやクッションを、文句一つ言わずに片付けてくれました。
そんな妻に、いつまでも嘘をつき、こそこそとタバコを吸い続ける自分は、本当に情けない人間だと思いました。
お酒をやめる決意をした今、タバコも同時にやめることが、妻への何よりの誠意だと感じています。そして、こそこそとタバコを吸う「ダメ夫」を卒業し、妻に胸を張って「ただいま」と言える自分になりたいのです。
禁酒と禁煙は、私にとって大切な人を守るためのセットです。そして、私自身が本当の意味で、胸を張って生きるための挑戦でもあります。
禁煙&禁酒1日目に私が行ったこと
さて、ここからが本当の挑戦の始まりです。
私はこれまで、何度も禁煙や禁酒にチャレンジしては挫折を繰り返してきました。
特に、禁煙は私にとって最大の難関です。過去には禁煙外来を受診し、禁煙パッチも試しましたが、1週間と持ちませんでした。

YouTubeで「禁煙のコツ」を調べると、多くの人が「結局は気合だ!」と語っています。正直なところ、「また精神論か…」と少しうんざりしました。
でも、今回は違います。大切な人を守るための決意が、私にはあります。この強い意志を、具体的な行動に変えることから始めました。
飲酒や喫煙できない状況を作る
まず、家にあるお酒はすべて処分しました。そして、愛用していた加熱式タバコ「iQOS」の本体ではなく、吸うためのヒートスティックだけをすべて捨てました。
本体を捨てなかったのは、「いつでも再開できる」という逃げ道を作ってしまったのかもしれません。でも、今回は過去の失敗を教訓に、小さな一歩から確実に進んでいこうと決めています。前回の禁煙で無理やり「iQOS」を捨てたのですがかえって他の人の「iQOS」を見ると吸いたくなったからです。
禁煙・禁酒のメリットを予習しておく

いざ禁煙・禁酒に踏み切ったものの、この先の道のりは決して平坦ではないかもしれません。タバコやお酒が恋しくなる日もきっと来るでしょう。いや、絶対きます。私はそれで過去に失敗してきました。
そんな時に挫折しないためにも、禁煙・禁酒によって得られるメリットを、あらかじめ頭に入れておくことが大切だと感じ調べてみました。
これは「未来の自分へのご褒美」を具体的にイメージする作業です。
1. 経済的なメリット
まず、一番わかりやすいのがお金の問題です。
禁酒の経済効果:
- 1日350mlのビールとハイボールを1本ずつ(計700ml)飲んでいたとすると、コンビニ価格で約500円。
- 1カ月で約15,000円、1年間で約18万円の節約になります。
- 定期的な飲み会での出費を考慮すると、さらに大きな金額が浮くことになります。
禁煙の経済効果:
- 1日1箱(約600円)吸っていた場合、1カ月で約18,000円、1年間で約21万6,000円の節約になります。
これらを合わせると、年間で約40万円ものお金が手元に残ります。このお金で家族旅行に行ったり、趣味に使ったり、貯金に回したりと、未来の選択肢が大きく広がります。
2. 健康的なメリット
禁煙・禁酒は、間違いなく健康を大きく改善します。
- 睡眠の質の向上: お酒をやめることで、夜中に目が覚めることが減り、熟睡できるようになります。
- 肌や髪の質の改善: タバコやお酒は、肌の老化を早めると言われています。やめることで、肌ツヤが良くなり、健康的な見た目を取り戻せます。
- 食事が美味しくなる: 喫煙者は味覚や嗅覚が鈍っていることが多いです。禁煙することで、食べ物の本来の味や香りを再び楽しめるようになります。
- 生活習慣病のリスク軽減: 禁酒は肝臓への負担を減らし、禁煙は肺がんや心臓病のリスクを下げます。
3. 精神的なメリット
今回の私のように、お酒の失敗による後悔や自己嫌悪から解放されることも大きなメリットです。
- 自信の回復: 自分の決めたことをやり遂げることで、自信がつき、自己肯定感が高まります。
- 時間と心の余裕: 飲酒や喫煙に費やしていた時間と、それらにまつわる悩み(タバコを買いに行く、喫煙所を探す、飲みすぎた後悔など)から解放され、心にゆとりが生まれます。
これらのメリットを頭に入れておけば、つらいと感じた時に「何のために頑張っているのか」を思い出せます。禁煙・禁酒は「失うこと」ではなく、たくさんの「得ること」がある素晴らしい挑戦です。
同じ悩みを持つあなたへ|禁煙・禁酒ブログで体験を共有しよう

このブログは、私自身の禁煙・禁酒への挑戦をありのままに語る場所です。
これまでの私は、お酒とタバコに支配され、大切な人たちに迷惑をかけてしまいました。しかし、その失敗をきっかけに、今日から生まれ変わることを決意しました。
この決意は、私一人だけの問題ではありません。きっと世の中には、私と同じように、
「お酒やタバコをやめたいけど、なかなか踏み出せない…」
「過去に何度も禁酒、禁煙に失敗して、諦めかけている…」
「大切な人に心配をかけている自覚はあるけれど、どうしたらいいか分からない…」
そんな悩みを抱えている方がたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。
このブログを通して、私のリアルな体験を共有することで、もし一人でも「私も頑張ってみようかな」と勇気を出してくれる方がいたら、これほど嬉しいことはありません。
うまくいかない日もあるかもしれません。弱音を吐きたくなる時もあるでしょう。それでも、正直な気持ちを発信し続けることで、同じ悩みを持つ皆さんと共に、この大きな壁を乗り越えていきたいと願っています。
もし、あなたが禁煙や禁酒に挑戦中、あるいはこれから挑戦しようと考えているなら、ぜひコメント欄であなたの声を聞かせてください。
このブログが、あなたにとって一歩を踏み出すきっかけとなり、共に支え合える場所となれば幸いです。
禁煙・禁酒は決して簡単な道のりではありません。でも、一人じゃない。そう思えることで、きっと乗り越えられるはずです。
一緒に、新しい未来へ向かって歩み出しましょう。
とにかく私は脱ダメ夫を卒業できるよう精進します!!
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