介護職の夜勤帯の勤務は日勤帯とは違い現場職員の数も少なく上層部もいないので、仕事に慣れてきた職員にとっては夜勤はのびのびできる環境でもあります。
夜勤の職員の配置人数は会社によって様々ですが少人数です。
その中で異性の職員と夜勤の当番がかぶる事もあります。
結論から申しますと
夜勤中に異性職員との恋愛関係に発展するといった例はあります!
先ほども申しましたが、夜勤は日勤と比べて職員の数も少なく、夜ということもあり普段は見ない一面を見る事や普段話さないようなプライベートな話をする事も多いです。
お互いに好意が芽生えたり、信頼関係が深まるだけなら良いのですが、距離感を間違えるとセクハラなどの異性トラブルに発展する場合もあります。
ですから新人職員に夜勤を教える時は同性の職員が担当するように対策をしている会社もあります。
今回は異性の職員と夜勤をする時注意点について解説します。
夜勤中に異性の職員と関係が発展する原因
まず夜勤中に関係が発展する原因について解説します。
夜勤という特殊な勤務、環境では好意が芽生えるきっかけになることがいくつかあります。
長時間一緒にいる
夜勤では、少人数で長時間働くことが多いため、自然と互いに親密な関係が生まれることがあります。
夜間の静かな時間帯は、日中に比べて会話や交流が増えやすい環境です。
会話の内容も仕事の愚痴や悩み、プライベートな話など普段より一歩踏み込んだ話題になることが多いので、相談などをしたり受けたりしているうちに好意が芽生えることがあります。
ストレスを共有するから
介護士の仕事は、肉体的・精神的に負担が大きいことがあります。
同じ環境で共に働くことで、ストレスやプレッシャーを共有し、互いに支え合う関係が生まれやすいです。この共感や理解が、感情的なつながりを深めることがあります。
孤独感や疎外感
夜勤は他の職場と異なり、孤独感を感じやすい場合があります。孤立した環境での勤務は、他の職員との関係を強化することになり、異性同士の関係が発展するきっかけになることがあります。
緊急時の協力
緊急対応や困難な状況に直面することが多い介護の現場では、助け合いや協力が求められます。危機を乗り越えた経験が、同僚同士の絆を深めることがあります。大変な夜勤を乗り越えた時に2人で
「今日は大変でしたね」と称え合うとその後会った時にもまたその時の話で盛り上がったりもあります。
夜勤の特殊なリズム
夜勤は、昼間とは異なるリズムで行われるため、特別な雰囲気が生まれることがあります。
深夜の静寂や独特なテンポは、感情的な距離感を縮める要因となることがあります。
もちろん、すべての職場や状況でこれが起こるわけではなく、関係性の発展は個々の状況や人間性に依存します。
また、こうした関係が問題を引き起こす可能性もあるため、職場の倫理や規範を尊重しましょう。
夜勤中異性職員にグッとくる場面5選
普段は意識していない職員でも不意に男性らしさ、女性らしさが見えた時に異性として意識してしまう瞬間が介護士にも多くあります。特に夜勤中は多いです。
- 普段束ねている髪を解いた時
女性が髪を下ろした時にグッとくる男性は多いです!夜勤は特にこういう場面に遭遇します。
- 夜勤中コンタクトを外してメガネをかけた時
- 仕事に真剣な表情を見た時
- 話をしていて楽しいと感じた時
- 緊急時頼りになる
以上5つがよくある異性にグッとくる瞬間です。
夜勤中に異性との関係の発展や好意が芽生える瞬間について解説してきましたが、
あくまでも仕事中と言うことを忘れてはいけません。
職場で恋愛を楽しむのも良いことですが周囲にも配慮ししっかりと業務を行った上で楽しみましょう。
対策すべき異性トラブル
一方好意的な相手でない場合行き過ぎた言動は相手を不快な気持ちにしてしまいます。
少しの勘違いや倫理観の欠如のせいで大きなトラブルになる恐れもあります。
そんな事から起こり得るトラブルをまとめました。
セクハラ
夜勤中に異性との関係の発展や好意が芽生える瞬間について解説してきましたが、
距離感を間違えるとセクハラになる場合もあります。
別に自分は意識していなくても相手や周囲に誤解を招く発言をしてしまうと今後の自分の立場が危うくなります。
介護士として夜勤中にセクシャルハラスメントを防止するために、男性目線で注意すべきポイントを以下にまとめました。
- プロフェッショナルな態度を保つ: 利用者や同僚に対して、常に礼儀正しく、尊重する態度で接しましょう。
- 身体的接触に注意: ケアを行う際に必要な身体的接触は避けられませんが、それ以外の不必要な接触は控えましょう。
- 言葉遣いに気を付ける: 冗談や軽口でも、相手を不快にさせる可能性のある言葉は避けましょう。
- プライバシーの尊重: 利用者のプライバシーを守り、無断で個人情報を共有しないようにしましょう。
- 明確な境界線を持つ: 同僚や利用者との関係において、職務上の境界線を明確にし、私的な関係に発展しないよう注意しましょう。
- 会社のポリシーを理解する: ハラスメント防止に関する会社の方針やマニュアルをよく理解し、遵守しましょう。
- 夜勤特有の状況に注意: 夜勤は人数が少なく、環境が静かなため、誤解を生む行動や言動に特に注意が必要です。
- 問題を早期に報告する: 万が一、自身が不適切な行為を目撃したり、巻き込まれたりした場合は、速やかに上司や人事部に報告しましょう。
職場の安全で快適な環境を維持するためにはこれら全ては守らなければいけない内容です。
不倫
先ほど解説してきた異性職員との関係の発展に関しましては双方が未婚者を前提として書いています!
もしどちらかが既婚者の場合、関係が発展し不倫になり大きなトラブルとなりますので
それは絶対にやめましょう!
明確な境界線を保ち同僚や利用者との関係において、プロフェッショナルな境界線を明確に設定し、それを必ず守りましょう。
仕事中に個人的な感情が芽生えた場合でも、
自分、相手が既婚者ならそれを行動に移さないように注意しましょう。
それが職場の同僚であるなら尚更です!
今後の関係性、職場の風紀にも大きく影響しますし、自分、相手の家族を巻き込む事になります。一瞬の感情に流されてしまって周囲からの信頼も家族も失う事になります。
誤解を招くような言葉遣いは避け、常に礼儀正しく接します。業務時間中に私的な話題や感情を持ち込まないようにし、仕事に集中しましょう。
夜勤特有の疲労と感情的な影響を理解する
- 疲労が引き起こす感情の揺らぎ:夜勤では疲労が溜まりやすく、感情的に敏感になることが多いです。異性の同僚に対して、普段以上に親しみやすく感じたり、逆にイライラしてしまうこともあるため、冷静さを保つことが必要です。
- 冷静な対応を心がける:疲労やストレスが原因で感情が高ぶった場合でも、相手に配慮した冷静な対応を心掛けるようにアドバイス。
実際に会った夜勤中のゴシップ話
特徴的な話はありませんが、私が遅番の帰り道で忘れ物に気づいて会社に戻ると介護職員の男女が引っ付いていた事がありました。
他にも職場結婚した夫婦に馴れ初めを聞くと「夜勤中に仕事の相談に乗ってもらっていたのがきっかけ」
と言うのも聞きました。
トラブルに発展した例でいうと
夜勤中に40代後半の副主任が20代前半の女性職員を食事に誘っていた。女性職員が休憩している仮眠室に男性職員が入ってきたなど悪い話もよく聞きました。
しかも介護の職場はそういった話はすぐに広まります。
ですから冒頭でも書いた通り会社側が
極力、夜勤は異性職員と被らないように勤務を組んだり対策をしているところもたくさんあります。
まとめ:夜勤中の異性との関係を良好に保つために
• 全体のまとめ:異性と夜勤をする際には、プロフェッショナルな距離感、周囲への配慮、疲労による感情管理、職場恋愛のリスク、トラブルへの対処を意識することが重要であると結論付けます。
• 読者へのメッセージ:職場で異性と働くことは避けられないが、適切な心構えと行動を取ることで、健全な職場環境を保つことができると伝えましょう
こちらの記事が少しでもお役に立てれば幸いです。
さらに職場でのコミュニケーションや職場環境に関するガイドラインについて詳しく知りたい方は、厚生労働省の公式ホームページもぜひご覧ください。職場での安全で円滑なコミュニケーションに役立つ情報が多数掲載されています。
他にも介護士の恋愛についての記事もいくつか掲載しています。興味のある方はぜひ読んでください。
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