こんにちは!おかしんです!
これから介護職を始める方にとって少し不安に感じるかもしれませんが、残念ながら介護職は新人イビリが存在する職場もあります。
介護の現場で新人イビリをするのは上司や先輩職員だけでなく、利用者さんからの新人イビリも存在します。
新人イビリをする人にとっては新人職員は付け入る隙が多く格好の獲物なのです。
しかし、もし今あなたが新人イビリで悩んでいるとしたら、まずお伝えしたいことがあります。
それは、あなたは何も悪くないということです。どうか自分を責めないでくださいね。あなたが頑張っていることは十分に価値があり、認められるべきものです。
新人イビリは、前職でのキャリアや年齢に関係なく、誰もがターゲットになり得るものです。
「なぜ私だけ…?」と孤独に感じる必要はありません。同じ経験をした人は少なくありませんし、そこから乗り越えた人もたくさんいます。
今回の記事では、実際に新人イビリを経験した筆者の私が、よくある事例やその対策について詳しく解説します。少しでもあなたの助けになれば嬉しいです。一緒に解決策を見つけていきましょう!
介護現場での上司や先輩からの新人イビリ
なぜ介護職は新人イビリが多いのでしょうか?
過去に私の勤めていた全ての介護施設、事業所で新人イビリを目撃しました。
私もそのターゲットになったこともあります。
そこで分かった新人イビリが起きる背景を紹介します。
ストレスや不満のはけ口
介護現場は人手不足や業務の過酷さから、スタッフが慢性的にストレスを抱えがちです。その結果、そのストレスや不満を新人にぶつけてしまうケースがあります。本来なら適切に解消すべきですが、未熟な感情コントロールが原因でイビリに繋がることがあります。
職場の悪しき文化や風習
「自分も新人時代に辛い目に遭ったから、後輩にも同じ思いをさせるべきだ」という考え方が、古い体質の職場には残っている場合があります。
このような文化が改善されないと、新人へのイビリが繰り返されてしまいます。
職場で当たり前のように新人イビリが行われていると不思議なことに自分も感覚が麻痺してきて自分の後に入ってきた新人が自分と同じような扱いを受けていると、おもしろく感じたり「自分もそんな時期があったから大丈夫だ」と検討はずれなアドバイスをしてしまうこともあります。
他にも「自分は新人イビリに耐えた」と変な自身を持つようになり、新人イビリをされている職員を下に見るようにもなってしまいます。
ですから介護施設や事業所が一丸となってこのような悪しき風習を無くさない限り負のループに陥ってしまいます。
新人への嫉妬や劣等感
新人が自分よりも若かったり、スキルや適応力が高かったりすると、先輩が嫉妬や劣等感を抱くことがあります。その感情が攻撃的な態度やイビリとして現れることも少なくありません。
例えば、若くて容姿も良い女性の新人に対して一回りも二回りも年上の中年女性職員が嫉妬したり
自分より年下だけど介護経験が長く、役職を経験しているような新人が入ってくると粗探しをして「経験長いのにこんな事もできないのですか?」などと自分が優位に立っているとアピールするようなことが挙げられます。
しかし、嫉妬による新人イビリは周囲が見てもすぐ分かりますし何より一番ダサいです。
指導方法の誤解
一部の先輩は、厳しく接することが「教育」や「指導」だと勘違いしている場合があります。
しかし、その方法が行き過ぎると、受ける側には「新人イビリ」として映ってしまいます。
例えば、「説明しなくても考えたら分かるだろ」
「一回で覚えろ」などこのような指導は人によっては効果的かもしれませんが、プレッシャーに感じる人も多くいます。
一昔前はこれが当たり前だったかもしれませんが、今に時代は通用しません。
それは最近の若い人たちが精神的に弱いだとか、ゆとり世代で自分で考えて行動できないとかそんな理由ではありません。
職場全体でイビリを許さない風土を作ることが大切です。また、新人の方も信頼できる同僚や上司に相談することで、状況を改善できる場合があります。一人で抱え込まず、周りのサポートを活用することを忘れないでくださいね。
介護の現場で新人イビリを受けやすい人の特徴
介護の現場で新人イビリを受けやすい人には、いくつかの特徴が挙げられます。
ただし、これらの特徴はイビリを正当化する理由には決してなりません。
どんな人であってもイビリを受けるべきではありませんが、あらかじめ理解しておくことで対策が取りやすくなることもあります。
まず新人イビリを受けやすい人の特徴多いのがこちらです
- 真面目で大人しい性格人
- 自己主張が控えめな人
自分の意見をはっきり言えなかったり、大人しい性格の人は目上の人に対して言い返すこともできませんし、仕事のことでケチをつけられたとしても自信がないので反論もできず「自分が悪い」と考えてしまいます。
しかし逆に
能力や適応力が高すぎる人も鼻に付くと思われ、標的になりやすいです。
冒頭でも申しましたが、どんな人でも新人であれば新人イビリのターゲットになるのです!
一番重要なのは特徴よりも、最初の新人イビリを受けた時どんな対応をするかで今後が大きく変わっていきます!
新人イビリを受けた時の対処法
新人イビリを受けたとき、辛い気持ちを抱えるのは当然のことです。
しかし、正しい対処法を知っていれば、状況を改善するきっかけになります。
まず、どんな状況でも冷静になり感情的にならないことが大切です!
新人イビリを受けると、つい感情的になりがちですが、落ち着いて対処することが大切です。
深呼吸をして冷静さを保つことで、相手の言動に振り回されにくくなります。
その後の対象法として有効な手段が
- 信頼できる上司、先輩に相談する
- 記録をとって証拠を残す
この2つです。入社間もない新人職員は誰を信用していいか分からないと思いますがその会社のトップ、または相談窓口があるなら活用してみるのもおすすめです。
もしこれで新人イビリが解決しない場合、転職を考えることも視野に入れてください。
介護業界には多くの職場があり、あなたに合った働きやすい環境は必ず見つかります。
悔しさをバネにキャリアアップ!知識が自信を育てる理由
介護職で「新人イビリ」や理不尽な経験をしたとき、その悔しさを受け止めるかで未来は大きく変わります。恐れることが、あなたのキャリアにつながり始めます。
悔しさを原動力に変える
理不尽な経験をしたとき、心が折れそうになることもあるでしょう。 「自分をもっと強くしたい」と感じたら、それを原動力に次のステップへ行きましょう。
知識をつけると自信が生まれる
悔しさを糧に成長するためには、知識を身につけることが非常に重要です
成長の実感が自信を
知識を得て仕事の幅が広がると、自然と自信もついてきます。 同様に、学んだことを実際のケアに相談して、利用者さんや家族から「ありがとう」と言われる経験は、あなたに大きなやりがいを与
キャリアアップで新たな未来を
知識を積み重ね、自信をつけることで、介護職としてのキャリアアップも現実的になります。リーダー職や管理職を目指したり、専門分野のスペシャリストとして活躍する道も開けるでしょう。際も、スキルや知識が豊富であれば希望に合った職場を見つけたり
悔しさをバネにすることは簡単ではありませんが、それを成長のチャンスと捉え、知識を積み重ねることで、未来は大きく変わります。
まとめ:介護職の新人イビリについて
最後に介護職の新人イビリについての対処法をまとめます。
介護職の新人イビリについて解説してきましたが、その乗り越え方は人それぞれです。
大切なのは、あなた自身の気持ちに正直になり、無理をしないことです。
時には、イビリに正面から向き合って改善を試みることが必要かもしれませんし、環境を変えるために転職を検討するのも一つの選択肢です。
どちらが正解というわけではなく、あなたにとって一番安心できる方法を選ぶことが大切です。
介護職の新人イビリは決して一人で抱え込むべき問題ではありません。
信頼できる同僚や上司に相談したり、家族や友人に話を聞いてもらったりすることで、少しずつ心が軽くなることもありますよ。
焦らずに、自分なりのペースで向き合っていきましょう。あなたの努力はきっと報われる日が来ます。
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